大原孝治が知り尽くしている現場の空気

大原孝治が知り尽くしている現場の空気

ドン・キホーテを率いている大原孝治は、現場主義と言っていいほど、現実の売場を知り尽くしている人物です。語る言葉に説得力があるのは、自分自身に与えられた立場と職責を精一杯に全うし続けてきた人間ならではの自負が影響しています。ものを売る、というのはサービス業の要素があります。現実の店舗に足を運んで、楽しみながら品物を選んでもらい、購入してもらう。販売と購入の相互関係が、ある意味でレジャー施設に匹敵するほどの魅力と楽しさに溢れていることを教えてくれます。現実に、大原孝治が指揮を執って営業している店舗には、独特のレジャー感が満ち溢れています。このお店に入ったら、楽しい時間を過ごせると期待させる雰囲気があります。情熱の熱量が感じられる店舗に整っているからです。

大原孝治が貫いている現場主義的な発想は、お客様を必要以上に神様として持ち上げるのではなく、一人の人間に対して向き合っている姿勢が感じられます。なぜならば、楽しみたい気持ちも、満たされたい気持ちも、人間の欲望と言えるからです。欲しいものがあって目当てがひとつだけだとしても、他の商品を見たくなってしまうことがありますので、それだけ店内が魅力的に整えられていればこそです。時に雑然な雰囲気も、いったい何が隠されているんだろうと、宝探しをするような感覚で楽しめます。良い商品が揃っていることが分かれば、リピーターになって再訪しますから、店舗の雰囲気は重要です。ふらりと気軽に立ち寄れるのも魅力を増大させている要素です。